まずは「平均足は流れを見やすくするためのチャートなんだな」とつかめれば十分です。
まずは一言でいうと
平均足は、値動きの流れを見やすくするために、ローソク足を少しならして描いたチャートです。
普通のローソク足は、その足の始値・高値・安値・終値をそのまま見せてくれます。
一方で平均足は、そのままの価格を見せるよりも、今は上に流れやすいのか、下に流れやすいのかを見やすくすることを優先しています。
なので、平均足を見るときは「今の本当の始値と終値を確認する道具」というより、
相場の流れをつかむための道具として考えるとわかりやすいです。
同じ値動きでも、見え方はかなり変わります
どうして見やすく感じるの?
ローソク足を見ていると、上昇中でも小さな陰線が何本か出たり、下降中でも小さな陽線が混ざったりします。
その細かい揺れが多いと、初心者ほど「今どっちを見ればいいの?」となりやすいですよね。
平均足は、その細かいガタガタを少しなだらかにしてくれるので、
上がっている流れや下がっている流れが、普通のローソク足よりもつかみやすくなります。
「細かいノイズを減らして、流れの方向を見やすくする」
これが、平均足のいちばん大きな役割です。
見やすく感じる理由は、ノイズが減るからです
ただし、便利なぶん注意もあります
ここはとても大事です。
平均足は見やすいぶん、本当の価格そのものをそのまま見せているわけではありません。
つまり、平均足だけを見ていると、実際の始値・終値とのズレが出ることがあります。
そのため、
- 相場の流れをざっくりつかむ: 平均足が得意
- 細かい高値安値や、実際の価格でどこに損切りを置くか: ローソク足でも確認したい
という使い分けが大切です。
平均足はとても便利ですが、全部を一人で決める主役ではありません。
むしろ、相場を見るときの「流れ担当」だと思うとちょうどいいです。
便利でも、実価格の確認は別で必要です
最初に覚えておきたい3つ
- 平均足は、ローソク足をもとに作られた見やすいチャートです。
- 得意なのは、上昇・下降の流れをつかむことです。
- 実際の価格をそのまま見ているわけではないので、単体で全部決めないのが安全です。
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次は 平均足はどうやってできるの? です。
作られ方がわかると、「なぜ滑らかに見えるのか」が一気に腹落ちします。