基礎 3分

どんな道具にも得意不得意があります。先にそこを知っておくと、使いすぎによる失敗をかなり減らせます。

平均足が得意なのは、流れがある相場です

平均足は、細かいノイズを減らして流れを見やすくする道具です。
なので、いちばん力を発揮しやすいのはトレンドが出ている相場です。

上昇なら陽線が続きやすく、下降なら陰線が続きやすいので、
「今はどちらを軸に考えるべきか」がわかりやすくなります。

トレンド相場では、平均足の強みがはっきり出ます

平均足上昇トレンド
平均足下降トレンド

逆に苦手なのは、行ったり来たりが多い相場です

レンジ相場では、方向感がはっきりしません。
そのため平均足でも色が入れ替わりやすく、
追いかけるたびに振られてしまうことがあります。

こういう場面では、

  • 陽線になったから買う
  • 陰線になったから売る

をくり返すと、無駄な売買が増えやすいです。

平均足は万能ではないので、
使う場面を選ぶことがとても大切です。

レンジでは色が入れ替わりやすく、追うほど苦しくなります

平均足方向感が出ない
レンジ帯
平均足色を追うと往復しやすい

急反転の初動も少し苦手です

平均足は前の足を引き継いで作られるので、
きれいな流れを見るのは得意でも、急な変化には少し遅れます。

そのため、

  • 指標発表の瞬間
  • 急騰・急落の初動
  • 一気に方向が切り替わる場所

では、普通のローソク足のほうが早く変化を見せてくれることがあります。

急反転の初動だけは、ローソク足のほうが速いです

ローソク足初動を早く見せる
平均足平均足は確認が1歩遅れる

じゃあ、どう使えばちょうどいいの?

おすすめは、次の役割で使うことです。

平均足に任せたいこと

  • 今の流れの向き
  • 勢いが続いているかどうか
  • 少し疲れてきたかどうか

平均足だけに任せたくないこと

  • ぴったりのエントリー価格
  • 実際の損切り位置
  • 重要な高値安値の細かい攻防

この分け方ができると、平均足がとても使いやすくなります。

流れは平均足、位置はローソク足や価格帯で補うのが自然です

ローソク足位置を見る
反発を見たい帯
平均足方向を見る

先に弱点を知っておくと強いです

初心者のうちは、得意なことより先に弱点を知っておくほうが、
結果的に失敗が少なくなります。

平均足は、

「流れを見るにはとても心強い。でも、それだけで全部を決める道具ではない」

と覚えておくと、かなりちょうどいいです。

次に読むとつながるページ

次は 入る場所と降りる場所の考え方 です。
ここからは、平均足をどう実戦に置くかをやさしく整理していきます。

PRACTICE

読んだら、クイズで見え方を確認

知識は、実際に見分けてみると一気に定着します。軽く1プレイでも十分です。

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