基礎 4分

似て見えても、役割は少し違います。ここを分けて考えられるようになると、平均足を無理なく使えるようになります。

似ているけれど、役割は少し違います

ローソク足も平均足も、ぱっと見ると同じような形に見えます。
でも、実は見せてくれている情報の重点が少し違います。

ローソク足が得意なこと

ローソク足は、その時間の本当の始値・高値・安値・終値をそのまま見せてくれます。

だから、

  • 実際にどこまで買われたか
  • 実際にどこまで売られたか
  • その足が最終的にどこで終わったか

を細かく確認したいときに向いています。

平均足が得意なこと

平均足は、価格を少しならして、流れの向きを見やすくしてくれます。

だから、

  • 今は上に流れやすいか
  • 下に流れやすいか
  • 勢いが続いているか弱ってきたか

をざっくりつかみたいときに向いています。

役割分担で見ると迷いにくいです

ローソク足実価格の攻防を見る
平均足方向の整理を見る

どっちが上、ではありません

ここは勘違いしやすいところです。

平均足があるからローソク足はいらない、という話ではありません。
逆に、ローソク足だけで十分だから平均足はいらない、という話でもありません。

実際には、

  • 位置や実価格の確認: ローソク足
  • 流れの整理: 平均足

というふうに、役割分担させるのが自然です。

たとえばこんな違いが出ます

上昇中に小さな押し戻しが何本か出たとします。

ローソク足では、陽線と陰線が混ざって少しごちゃついて見えるかもしれません。
でも平均足では、まだ上方向の流れとして見えやすいことがあります。

反対に、相場が急に反転したときは、
ローソク足のほうが変化を先に見せてくれることがあります。

つまり、

  • きれいな流れを見る: 平均足がわかりやすい
  • 変化の細かい初動を見る: ローソク足が早い

という違いがあるわけです。

押し目や反転の見え方にも差が出ます

ローソク足反転の初動は早い
平均足流れの切り替わりは落ち着いて見える

最初のうちはこの考え方で十分

平均足を見るときは、

「今の流れを整理するために見ている」

と考えてください。

ローソク足を見るときは、

「実際の価格の攻防を確認している」

と考えると、役割がぶれにくくなります。

次に読むとつながるページ

次は 色とヒゲで流れを見る です。
ここからは、平均足を実際にどう読むかに入っていきます。

PRACTICE

読んだら、クイズで見え方を確認

知識は、実際に見分けてみると一気に定着します。軽く1プレイでも十分です。

平均足クイズへ