反転は「これが出たら絶対に逆になる」というものではありません。気配を早めに感じて、無理を減らすために見るものです。
反転は「確定の合図」ではなく「気配」です
平均足を見ていると、つい「色が変わったら反転」と考えたくなります。
でも実際には、それだけだと少し早すぎたり、逆に遅すぎたりします。
反転を見るときは、
- 勢いが弱ってきたか
- 迷いが増えてきたか
- 重要な場所でその変化が出ているか
を一緒に見ていくと落ち着きます。
反転の前は、まず勢いの弱り方が先に出ます
こんな形は少し立ち止まりたい
平均足で注意したいのは、次のような場面です。
実体が急に小さくなる
それまでしっかり伸びていたのに、実体が小さくなってきたら、
「勢いが弱くなってきたかな?」と考えます。
上下にヒゲが出やすくなる
どちらにもヒゲが出ると、買いも売りも強く押し返していて、
相場が迷っている状態かもしれません。
色が入れ替わる
色の変化はもちろん大切です。
ただし、それだけで飛びつくのではなく、
その前に勢いが落ちていたかを確認したいです。
一時停止と本当の反転は、次の数本で差が出ます
重要なのは「どこで起きたか」
同じ弱り方でも、場所によって意味が変わります。
たとえば、
- ずっと何もない途中で出た小さな迷い
- 直近高値や直近安値の近くで出た迷い
では、後者のほうが意味を持ちやすいです。
だから反転を見るときは、平均足の形だけでなく、
価格帯の位置も一緒に見たいです。
同じ形でも、価格帯の近くだと意味が重くなります
早く逃げるために使う、という考え方もあります
平均足の反転サインは、新しく入るためだけでなく、
今持っているポジションを守るためにも役立ちます。
たとえば上昇を追っているときに、
- 実体が小さくなる
- 上ヒゲが増える
- 色が変わり始める
という流れが見えたら、
「ここからは伸ばすより、利益を守る意識に切り替えようかな」と考えやすくなります。
赤が1本出たら、新規よりも守りの判断に使うと扱いやすいです
反転を見つけるときの注意
平均足は流れをならしているので、
反転を早く見つけるのが特別得意なわけではありません。
そのため、
- 反転の初動を1秒でも早く取りたい
- ぴったり天井や底を当てたい
という使い方には向いていません。
平均足の反転は、
危ない場所を早めに感じて、無理を減らすために使うくらいがちょうどいいです。
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次は 得意な相場と苦手な相場 です。
どこで平均足が活きて、どこで使いすぎると危ないかを整理しておきましょう。